穴について
やあ、みなさん。
大阪にあるブランディング会社で働いている小澤良祐です。普段はコピーライターとして、企業の価値や戦略を言語化するコンセプト設計や、WEBサイト・パンフレットなどの制作に伴う経営者や社員の方への取材・執筆をしています。
本業では割ときっちりとした言葉を発信するので、少し路線の違う言葉が書ける場所をつくろうと思い、ブログをはじめることにしました。「アホやん。noteでええやん」と思われるかもしれませんが、サーバー費用を支払うことで更新をサボらないよう自分のケツを叩く効果が多少なりともあると思うのです。
というのも、僕には死ぬまでに自分の本を残したいという目標があります。小説なのかエッセイなのかはっきりしていませんが、このブログがその足掛かりになればと企んでいます。とはいえ現時点で長篇を書く気などなく、情けないことにその胆力もないので、ここでは普段の生活で感じたことや考えたことを書いていくつもりです。自分という人間をなるべく裸にしていきます。同時に、本業で必要な言語化能力の向上やモノの見方を増やす肥やしにもなるのではないかと思っています。もちろん、発信するなら誰かの感情を揺らす文章を書きたいというささやかな承認欲求はありますが、別になくても構いません。そうなった場合、本当にただの自慰行為になる可能性もありますが、自分を裸にするという目的は達成されるのでいいのかなと。令和の時代に、SEOもAIもへったくれもない執筆方針です。
ブログのタイトルは「穴」です。こそばゆいタイトルですが、僕にとって書くという行為は底の見えない真っ暗な穴に自分の考えや感情を放りこむような感覚に近いため、しっくりきています。穴から「わかるよ」とか「すべってるぞー」とか「ふざけんな」といった声が聞こえてくるかもしれないし、聞こえないかもしれない。まぁほとんど無音でしょう。でも、その「穴」には僕という人間が確実に蓄積されていくと思っています。
ちなみにこの記事の書き出し「やあ、みなさん」は、小学2年生くらいの学芸会で僕が配役された登場人物の台詞です。台本の1行目にある台詞で、それを知った母が「りょうすけから始まるんやで!すごいやん!」と誇らしげによろこんでいました。言われた本人としては「じゃあ僕が台詞を飛ばしたら、はじまらへんのか…」と考える必要のない余計な不安と緊張感が生まれたわけですが、振り返ってみると自己表現することに触れた原体験の一つだったなと思い、第一声として30年ぶりくらいに使ってみました。普段の僕は「ペイペイ」とあいさつします。ウソです。けれど、口座からどんどんお金が減っているので、あながちウソでもなさそうです。革ジャンが欲しいです。
よろしくお願いします。
